このたび、慶応義塾大学 陣崎雅弘教授、神戸大学 村上卓道教授の後を引き継ぎ、東京大学 阿部修と広島大学 粟井和夫が、Advanced Medical Imaging 研究会 (Society of Advanced Medical Imaging: SAMI)の代表幹事を務めさせていただくこととなりました。今回、代表幹事に加え、幹事、世話人の多くが交代し、新たなメンバーで2022年からの2期目の6年を運営して参ります。新たな幹事・世話人は日本全国の施設から、画像医学に関するあらゆる領域の方に加わっていただいており、ALL JAPANの会として今まで以上にパワーアップして皆様に有益な情報を提供できる研究会としたいと考えております。皆様方からも会を運営するための斬新なアイデアのご提案をいただければと思います。
さて、SAMIは、2012年から5年にわたり開催されたAdvanced CT・MR研究会を発展的に解消して、2016年に発足した新しい研究会です。SAMIは、毎年2日にわたり開催され、参加者は、CT・MRI・血管造影・核医学・超音波・放射線治療・人工知能等における画像機器・薬剤の進歩や各領域の画像研究の最新のトピックスを概観でき、画像医学に関する知識を短期間に包括的にアップデートできるのが魅力の研究会です。新たなSAMIでも、従来の『各領域の進歩』、『機器・デバイスの進歩』、『会長講演』、『特別講演』等の枠組みは残しつつも新たな企画も加えながら、画像医学に関するその時々の最もホットなトピックスを提供してゆきたいと思います。本研究会が、広い視野と柔軟な対応力で日本の画像医学全体のレベルの向上に役立てることができればと思っております。引き続き、皆様のご指導、ご支援のほどをよろしくお願いいたします。