

ご 挨 拶
「リハビリテーションの未来図」
大会長 武田 禎彦
〜理学療法は社会にどう貢献すべきか〜
近年のわが国における少子高齢化・経済低迷などの社会構造は、我々理学療法士を取り巻く環境を大きく変化させ、国の制度も急性期から在宅までのシームレスな地域医療へと転換を図ろうとしています。
このような大きな制度改革の中、理学療法士の養成数は急増し、需要と供給のバランスにも大きな変化が起ころうとしています。
リハビリテーションの理念である「全人的復権及び生活再建、その支援」という存在意義に支えられ、追い風を力に歩んできた私たちでしたが、これらの急激な変化により、理学療法士の未来・個人の未来が見えてこないことに対する不安を多くの理学療法士が感じていることと思います。
そこで第46回日本理学療法学術大会では、大会テーマを「リハビリテーションの未来図 〜理学療法は社会にどう貢献すべきか〜」とし、理学療法士の未来に向けて、個々の取り組むべきこと・進むべき道の探求・将来を読む意識を持ち、個々の将来を思い描いていただけるような学会にしたいと考えています。
現在に至るまで、理学療法の礎を築いてこられた諸先輩方はもちろんのこと、これからの理学療法の未来を託す若き理学療法士や共にチームとして切磋琢磨してゆくべき他職種との協働も含め、一緒に様々な視点から理学療法の未来と社会貢献について、今何をすべきかを考えられる契機になればと思っております。
今回本学会では、開催日を金・土・日の3日間とし、多くの会員の皆様に参加していただきやすい日程としました。また、大会2日目から3日目にかけて専門領域研究部会企画のみの独立開催とすることで、より分科会としての意識をしたものとなります。本来の学術大会の趣旨に立ち返り、演題発表と活発なディスカッションを促進できるような企画・運営を取り入れて行きたいと考えております。
現在、宮崎県は重要な基幹産業である畜産農業の危機に直面し、多くの皆様にご心配をおかけしております。しかし、全国の皆様から暖かい励ましとご支援をいただき、多くの関係者が「がんばろう」という元気と希望をいただきました。必ずや皆様をお迎えする頃には、もとの元気な宮崎に戻っていることかと思います。
私たちも、理学療法は社会(故郷)に対し、「どのような貢献ができるのか」を考えられる、そのような学術大会にしたいと考えています。
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