第45回日本理学療法学術大会

第45回日本理学療法学術大会

大会長挨拶

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「チャレンジ・健康日本」〜高齢社会における担い手を目指して〜

ご挨拶

近年、少子高齢化が急速に進む我が国において、現在、保健・医療・福祉の諸制度について抜本的改革が行われています。中でも医療制度改革においては「従来の治療重点の医療から疾病予防医療への転換」を基本的考え方とし、急性期から在宅まで切れ目のない医療を提供するために地域医療の見直しと生活習慣病予防、介護予防、老年期症候群予防を重点施策として掲げられています。
このような大きな改革の波の中にあって理学療法士はまさにヘルスプロフェッションとして保健・医療・福祉の全ての分野に於いて活躍できる職種として期待されています。したがって、これからの理学療法士は健康人や未病の方、あるいは高齢者、障がい者(児)の多様なニーズに対応できる幅広い見識を持つことが求められています。
しかし、我々理学療法士の約75%が医療機関に勤務し、地域でのニーズに対し必ずしも対応できているとは言えない現状を踏まえると、地域で暮らす人々の健康を視点に保健・医療・福祉における理学療法の役割を確立することが急務と考えます。

そこで、第45回日本理学療法学術大会では、大会テーマを「チャレンジ・健康日本〜高齢社会における担い手を目指して〜」とし、第1にヘルスプロモーションにおける真の担い手になるためのチャレンジ、第2に理学療法がEBMに基づき、時代に即した、安全で効果的、効率的な手段として確立するためのチャレンジ、第3に「いつでも」「どこでも」「安心して」行うことができる理学療法を提供するためのチャレンジ、第4に多職種協働に対して役割を発揮するチャレンジ、以上4つの課題について果敢にチャレンジしていく学会にしたいと考えています。

今本学術大会の特徴として、第1に全国学術研修大会との機能分化を明確にするため教育セミナーを極力減らし演題発表を中心の学術大会にいたします。
第2に採用演題は極力厳選し、口述発表をより多くすることにより一つ一つの演題に対して多くの方にディスカッションに参加していただけるよう配慮いたします。
第3に各専門領域研究部会は各部会ごとに、同一会場で1日(部会によっては半日)開催いたします。
第4に他職種の方々にも参加していただける企画を用意いたします。

「高齢社会の真の担い手として」理学療法士の自覚を高めその役割を広げる足掛かりとなり、これから巣立つ若い理学療法士に対しても目標と希望を与えられる学術大会にしたいと考えています。
日本のど真ん中「岐阜」で開催される本学術大会に、岐阜県理学療法士会員一同心より皆様のご参加をお待ちしております。