日本放射線腫瘍学会第22回学術大会
日本放射線腫瘍学会第22回学術大会会長
小野 公二
京都大学原子炉実験所
此の度、2009年の「日本放射線腫瘍学会第22回学術大会」開催の栄誉を賜り、厚く御礼申し上げます。担当いたします京都大学原子炉実験所・附属粒子線腫瘍学研究センターにとりましても大変な喜びであります。9月17日(木)〜19日(土)の3日間、国立京都国際会館において開催致します。また、今回は、放射線腫瘍学会と医学物理学会の学術大会を同じ会場にて並列で開催いたします。そのため、合同の実行委員会体制にて準備を進めているところです。
さて、学術大会も回を重ねますと、そのテーマは出尽くした感があり、どの様にするか様々に思案し、実行委員会のなかでも議論を重ねました。その結果、第22回大会のテーマは「
経験を科学し、関連科学の成果を融合する - 明日の創造的展開を目指して
」と致しました。このテーマは学術大会の使命とする処を愚直に述べたものです。放射線腫瘍学の中心をなす臨床医学は、膨大な経験の集積から成っています。この経験を確立された科学で解釈し科学の言葉で語ることによって経験は普遍化されます。これが科学すると言うことと考えています。それによって、経験は速やかに伝えられ、拡がります。がん対策基本法で言う「がん医療の均霑化」の学術的側面に資するものと考えています。テーマの後半、「関連科学の成果を融合する」は、言うまでもなく最近の基礎生物学や放射線物理学・工学の発展著しい成果を我々の研究や技術に取り込み融合させて、飛躍を図ろうと言うものです。今回の大会が2つの学術大会の同時開催であるのに相応しいテーマと考えています。
今回は特別講演に「インフレーション理論」の提唱者であり、「宇宙論」研究における世界の第一人者である東京大学大学院理学系研究科の佐藤勝彦教授をお招きします。また、テーマの後半部分に相応しい内容の講演を、カロリンスカ研究所のAnders Brahme教授にお願いする他、テーマ全体に沿った招待講演や、シンポジウムを構想いたしております。会員の皆様にも、テーマの何れかに沿うことを意識して発表内容をお纏め頂ければ幸いです。学術大会は学術論文の発表が中心ですが、新たな治療用機器や薬剤等の情報交換の場としても重要な役割を果たしています。それに相応しい機器等の展示も企画したいと思っています。
9月の京都は未だ暑い時期かと存じますが、我が国の他にはない密度で文化が凝集した所です。学会最終日の19日(土)を含めて5連休でもありますので、学術大会後は熱した脳をこれらの文化に触れることによってリフレッシュさせて頂ければ幸いです。
最後に、多くの皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。
平成20年12月吉日
日本医学物理学会第98回学術大会
日本医学物理学会第98回学術大会会長
丸橋 晃
京都大学原子炉実験所
此の度、2009年の「日本医学物理学会第98回学術大会」を開催することの栄誉を賜り、厚く御礼申し上げます。担当いたします京都大学原子炉実験所・(寄付部門)中性子医療高度化研究部門並びに医学物理学分野にとりましても大変な喜びであります。皆様のご協力とご支援をよろしくお願い致します。
今回は例年と異なり、放射線腫瘍学会と同じ会場の国立京都国際会館において並列で9月17日(木)〜19日(土)の3日間、開催致します。このため、合同の実行委員会体制にて準備を進めているところです。この委員会で「同期・同地」の大会として相応しいテーマを求め議論を重ねてまいりました。その結果、今回共通するテーマとして
「経験を科学し、関連科学の成果を融合する - 明日の創造的展開を目指して」
と致しました。人類の悲願である「がんからの開放」を目指した明日への歩を続ける実学としての医学物理学と放射線腫瘍学はその融合の体系を通して臨床医学の場で評価を受け育てられています。両学は膨大な経験の集積から成っています。それぞれの経験を「確立された科学で解釈し科学の言葉で語りあう」ことによってより広い基盤をもつ経験に支えられた「融合の体系」の高度化が図られ、臨床医学の場での両学の想像的展開が可能になるものと考えます。またこれが真に医学物理学の展開を可能とする基盤となりましょう。このテーマのもとに、より多くの皆様にご参集いただき、さまざまな内容、さまざまな段階での経験の交流をおこなっていただければ幸いです。
今回はテーマに沿った招待講演の他、特別講演を東京大学大学院理学系研究科の佐藤勝彦教授お願いしております等、多様な企画を盛り込んでいきたいと考えております。会員の皆様には、テーマに沿うことを意識して発表内容をお纏め頂ければ幸いです。
9月の京都は未だ暑い時期かと存じますが、ふるって多くの皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。
平成20年12月吉日
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