
日本IVR学会員のすべての皆様、関連各位の皆様
去る平成23年3月11日午後に起こりました東北・関東大震災により、被災された皆様へ心からお見舞い申し上げます。また、亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りいたしますとともに、日本が一日も早く復興することを祈念しております。
青森県の太平洋岸地域もたいへんな被害にあっており、きわめて憂慮すべき状態であります。
しかし、第40回日本IVR学会総会が開催される青森市には、特に大きな被害はありません。震災当日すぐ東北一帯が深刻な停電となり、私たちもわが鳴海病院を守るので精一杯でありました。当初、ラジオなどで聞いてはおりましたが、その後、かってない大規模地震と津波によって東北・関東の太平洋岸に甚大な被害がもたらされましたことを、電源が回復した12日夕刻にテレビ報道を通じて知り息を飲むばかりでした。福島、宮城、岩手の被害が甚大で、新幹線が運休停止したまま、高速道路が閉鎖されたままであること、そして未曾有の被害が起こったことに大きなショックを受けております。きっと一生忘れることができないほどの深刻な記憶になりそうです。
津軽地方では、電力は3月14日に大体復旧し在来線も再開、再運転されています。反面、物流はきわめて悪化してスーパーには食料品がほとんどありません。ガソリンスタンド、コンビ二は売るものがないため閉鎖しているところがほとんどです。病院では、ボイラーのための重油や給食のための食材も、後数日でなくなりそうです。薬品、医療材料が不足し、診療が続けられなくなるかも知れません。その先はまだはっきりした見通しも立っていません。
被災地の皆様の苦渋に比べれば、たいしたことではなく日本中のみんなが一致団結して我慢し、災害地の救済・復興のために努力しなければならないときであります。今は何よりも被害にあわれた人々の人命救助と被災地の救済が最優先されるべきと考えております。被災地で懸命に救済活動を行っているIVRの同胞もおられることでしょう。少しでも被害がすくなくなることをただただ祈ります。私どももできうる最大限のことをしようと努めてまいります。
多くの皆様の懸命の努力によって、学会総会が開催される5月20日ころまでにはかなりのことが復旧されるものと期待しております。
今現在の判断で、第40回日本IVR学会総会は予定通り開催いたします。
とりあえず、可能な交通路と宿泊施設を確保してください。もし、新幹線はやぶさが再開されましたら、新幹線で一路青森へおいでください。以上、ご連絡申し上げます。
淀野 啓
第40回日本IVR学会総会 会長
